

インプラント治療には、手術前の精密な検査や精度の高い治療技術、治療後の適切なケアなどが必要になります。治療を安全に行い、インプラントを長持ちさせるために、インプラント治療において気を付けたいことをご紹介します。

口腔内環境や顎の骨など、手術に関わる部分の状態には個人差があります。インプラント手術は通常では目に見えない部分で行うため、次のようなリスクが生まれます。
上顎の場合
リスク
上顎の骨の硬さには個人差があり、骨が軟らかい場合、通常のドリルによる手術ではインプラントと顎の骨が結合しません。また、インプラントの長さは歯肉から「上顎洞(※1)」や「鼻腔(※2)」までの骨の厚みにおさまるものでなくてはなりません。もしこれを超えると、上顎洞や鼻腔の組織が傷付いてしまいます。
- ※1鼻の側方から奥に広がっている大きな穴(副鼻腔)
- ※2鼻の穴のなか
当院の対策
CTによる精密な診断を行い、上顎の骨の硬さや厚みなどをしっかり把握した上で治療を行います。
下顎の場合
リスク
下顎の前歯部分の骨が硬過ぎた場合、ドリリングによって骨のやけど「骨炎」を起こしてしまうことがあります。また、前歯部分には動脈の分岐が、臼歯部分には神経と動脈が通る「下顎管」があるため、ドリリング時にはそれらを傷付けないよう注意が必要です。
当院の対策
「骨炎」防止のために、ドリリング時には患部を冷却します。また、CTにて下顎管までの正確な距離を測り、ドリリングの長さを正確に導く「サージガイド」を用いて安全に手術を進めます。
インプラント治療においては、手術後にもさまざまなリスクがつきものです。

インプラントの良好な状態を維持するには、定期検診におけるメンテナンスのほかに、毎日のセルフケアがとても重要です。毎日適切な歯磨きを行いましょう。口腔内の清潔を保つための適した歯ブラシや歯磨き剤などの選び方など、気になることがありましたら、なんでもご相談ください。
また、顎の骨を健康に保つことも大切なこと。そのためには、バランスのいい食事をとり、適度な運動を行うなど、規則正しい生活習慣を身に付けることが重要です。特におすすめなのは、ビタミンDの摂取と日光浴。これは、インプラントのためだけでなく、全身の骨のためにも心がけたいものですね。







































