インプラント治療の可能性を広げる ~オール・オン・4~

オール・オン・4について

すべての歯、もしくは歯のほとんどを失った方におすすめの「オール・オン・4(All-on-4)」。これは、片顎につき4本のインプラントを埋入し、そのインプラントを固定源として総入れ歯のような連なった人工歯を装着する治療です。

従来、このような多くの歯に対するインプラント治療において顎の骨が足りない部分があった場合、インプラント埋入前に骨移植やサイナスリフトなどの大がかりな骨造成手術が必要でした。しかし「オール・オン・4」なら、そういった症例にも対応が可能です。さらに、インプラントを埋入すると同時に上部の人工歯を装着することができ、その日から使用できるという優れた治療なのです。

現時点において、この「オール・オン・4」を行える歯科医院は多くありません。また、日本人は骨が弱かったり骨量が少なかったりというケースが多い傾向があり、上顎へのインプラントの適用は難しいとされています。しかし当院では、ノーベルバイオケア社のインプラントシステムと歯科用CTによる精密な解析によって、上顎への「オール・オン・4」の適用も、安全・確実に行っています。

なお、当院ではこの治療について、「オール・オン・4」の考案者、ポルトガルのDr. Paulo Maloの手術プログラムを修了した医師が執刀医としてあたります。どうぞご安心ください。

「オール・オン・4」のメリット

メリット1: 適用可能な症例が幅広い

「オール・オン・4」では、骨がしっかりある前歯の部分にインプラントを埋入します。そのため、顎の骨の状態を問わず、ほとんどのケースで適用できます。

メリット2: 身体への負担を軽減

サイナスリフトや神経移動術などが不要になるため、手術による患者様の身体への負担を軽減します。

メリット3: 即時性がある

手術を行ったその日に固定式の人工歯を装着できるため、通常のインプラントのように何ヶ月も待つ必要がありません。

メリット4: 経済的

すべての歯を失った場合に通常のインプラント治療を行うと、少なくとも上顎・下顎にそれぞれ8本程度のインプラントを埋入することになります。その点「オール・オン・4」なら、インプラントが上下の顎にそれぞれ4本ずつ(場合によっては5~6本になることもあります)で済むため、治療費が抑えられます。

治療全体の流れ

1)初診

まず、口腔内の検査やレントゲンによる検査を行い、治療法や費用、期間などについてご納得いただけるまでご説明します。

2)型採り

上部の人工歯部分を作製するために、型採りを行います。場合によっては、2回行うケースもあります。

3)手術

麻酔専門医による、静脈内鎮静法にて麻酔を行い(※)、手術に入ります。「オール・オン・4」によるインプラント植立後、仮の人工歯を装着します。

※不安や緊張感がなくなり、リラックスした状態になれます。

4)第1調整・消毒

手術の翌日にご来院いただき、噛み合わせの調整とともに消毒をします。

5)抜糸

手術から10日ほどで、抜糸をします。

6)第2調整

必要に応じて、人工歯の調整をします。

7)最終型採り

手術から6ヶ月後に最終的な型採りをします。

8)人工歯の装着

最終型採りからおよそ3~4週間後、最終的な人工歯を装着します。

9)メンテナンス

「オール・オン・4」も、通常のインプラント同様、メンテナンスが重要です。最終的な人工歯を装着した後は、3~6ヶ月に1度のペースでメンテナンスをお受けください。

人工歯のオプション

当院で取り扱っている、人工歯のオプションをご紹介します。

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